星美ホーム

職員採用情報

星美ホームは、一緒に働いてくれる元気な仲間を募集しています。

治療指導担当職員インタビュー

社会福祉士
精神保健福祉士
治療指導担当職員
16年目 ヨッシー

Q:児童養護施設で働こうと思ったきっかけを教えてください。

A:高校生の頃、テレビドラマに出ている「言語聴覚士」の役に影響を受けて、漠然と、子どもと関わる仕事に興味を持つようになったことがきっかけです。

Q:どのようにして児童養護施設への就職に至ったのですか? 

A:高校卒業後、念願の福祉大学へ入学しました。が、1年生の冬に中退しています。

塗装業の父親が、作業中事故に遭い、脚立から落ちて片麻痺の障がいをもつことになり、経済的に負担がかかると思い学校を辞めました。

その後、障がいを持つ父を支えていく中で、父親が今まで自分にしてきてくれたことを思い返すようになりました。子どものころキャッチボールしたり、バスケをしたり、サッカーしたり色々なこと一緒にしてくれたなと。自分も何か世の中に還元していきたいと考えるようになり、改めて福祉の仕事に対して興味が湧きました。その後、様々なアルバイトを経験し学費を貯め、23歳の時に福祉系専門学校に再度入学しました。そんなとき、知的障害者の生活寮のアルバイトで知り合った寮長から児童養護施設の話を聞き、非常に興味を持ちました。そこで、施設実習は児童養護施設で思い、星美ホームで1ヶ月泊まり込みで行いました。泊りは受け付けてなかったのですが、私の強い希望を叶えていただき実現しました。男子高齢児と1カ月、寝食をともにした経験が本当に良い体験で印象に残っています。それから当時の実習担当者が直接声をかけてくれたことで入職する決心がつきました。

O:16年目とのことですが経歴を教えていただけますか? 

A:1~4年目が小学校の男女のクラス。1~3年目は1クラスの担当をし、4年目は2つのクラスを担当するフリー職員でした。5~6年目は小学校高学年の男子クラス、7年目は中高生男子クラス、8年目は小学校高学年男子クラス、その年の12月より治療指導担当職員になり、現在も治療指導担当職員を続けています。

Q:治療指導担当職員は具体的にケアワーカー(日常的に子どもを支援をする職員)と仕事はどう違うのですか?

A:ケアワーカーは直接的に子どもと関わる支援だとすれば、治療指導担当職員は間接的に子どもと関わる支援になります。治療指導担当職員の仕事は、心理職員や児童精神科医との連携、現場職員による医療相談、通院引率などです。例えば、子どものケアに関する相談を受けた時に、心理職員を現場の職員へ繋いだり、非常勤嘱託医の児童精神科医が来園するとき、ケアワーカーとの面談を行ってもらったりしています。また、ケアワーカー同士をつないだりします。他には、様々なデータ整理もします。児童票に書かれたIQ等の情報と入所後に確認したIQの比較を行って、施設の入所前後で子どもがどのように変化しているのかを取りまとめたりしています。

Q:ケアワーカーと治療指導担当職員、それぞれのやりがいについて教えてください。

A:ケアワーカーの時は、子どもとの関係性作りにやりがいを感じていました。同僚の力はもちろん、福祉士、学校、保護者、クラブチーム、地域など、子ども関わる方と共に総合的にサポートできることが嬉しかったですね。

治療指導担当職員のやりがいは、必要な人同士を繋げることで、多くの課題を解決することができることです。すばらしい能力を持っているのに、必要とする人が繋がっていないため、力を発揮できずにいる人がいます。適切につなげたら、新たな可能性が生まれます。人と人が繋がることで、意外な発見が生まれる時があります。その結果、子どもにとって良い環境が生まれていくんです。これが治療指導担当職員のやりがいです。

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O:星美ホームはどのような方が向いていると思いますか? 

X:明るく、元気で、子どもと関わることが好きな方だと思います。

ぜひ星美ホームを見に来てください!